D'Arc Decoさんの56ページ、その2です。
今回は縫い仕事の話題無し(笑

「このホルダー、何処で手に入れられますか?」と、写真を公開した時にチョコチョコと聞かれました。
施主様が自ら海外で購入された物だそうです。
そうそう紹介するのを前回すっ飛ばしておりました。ごめんなさい。
http://ameblo.jp/royal-garden102/
こちらが D'Arc Decoさんにご依頼なさった今回のお客様。
こちらが D'Arc Decoさんにご依頼なさった今回のお客様。
岐阜の田舎縫製屋ではわからないモノ・コトばかりで・・・・
作る事だけなんとかかんとか、お役に立てられたみたいで、今ではほっとしています。

で、話を戻してこちらのお品、カーテンホルダーではなく、元は壁装用のカメオだったんです。
写真のように、取り付け場所やサイズ、スタイリングに数種類のバリエーションがあります。
「カメオを加工してホルダーに」
ココにも無茶振りデザイナーがいましたよ、エエ。(笑
で、カメオの材質は「石膏」
現物が届く前に写真などの資料でやり取り、仕様の決定をしていたのですが、
「これ石膏っぽくね?(ゴトー」
「ぽいですね?(レーコ」
カタログにgypsum plasterの表記を見つける。
「ぽいですね?(レーコ」
カタログにgypsum plasterの表記を見つける。
「(;´Д`)(ゴトー」
「(ノ≧ڡ≦)てへぺろ(レーコ」
みたいなね、やり取りが懐かしいですよ。
「(ノ≧ڡ≦)てへぺろ(レーコ」
みたいなね、やり取りが懐かしいですよ。
越えられるギリな試練を神様与えるらしいですし、終わってみればそれはたぶん本当。
作り方を掲載しますので、必要な方は参考になさってください。
用意するものは、
用意するものは、
材料 + スキル + 運 デス。

モールディングと干渉させず、ギリギリを狙う取り付け位置
カメオのお顔をキズ付けないギリギリのネジ穴
そんなホルダー部分の設計図です。


わりと上手いこと設計できたんじゃないかなと、縫製屋のワリに・・・
金属加工は知り合いの溶接屋さんにお願いしました。
ステンレスをレーザーカットで切り出した物です。

絶対に落ちてこないようにボルト止めです。
ステンレスの平板に半ハンドメイドの石膏ですから、平面が全く合いません。
隙間はあるものとして、ブチルゴムの両面テープを間に入れます。
鉄との接着性はイマイチなようなので、保険でこのテープ間のくぼみにエポキシ樹脂をためて貼り合わせています。あくまでボルト止めが本命ですが、頭上の飾りですから念には念を入れています。