2011/02/27

簡単なスワッグバランスの作り方

ご家庭で、簡単にスワッグバランスを作ってしまうやり方です。


下記の作り方は、ご自宅でハンドメイド用です。
難しい型どりは敬遠してギャザーテープでヒダを取ってしまうやり方。



生地を台形に切って、ギャザーで絞って出来上がり。

一行で説明終わりました・・・(こら




ギャザーテープをつける位置、寸法の考え方はこれ

BとB'の辺を絞るわけですね。
B~A~B'と一気にギャザーテープをつけてしまってOKです。

「ご自宅で」、をキーワードにしているので、正確な出来上がり寸法のための型紙寸法計算は
割愛します。かなりややこしいので。
ギャザーの絞り倍率(概ね2~2,5倍)を踏まえ、ヒダ部分の長さ(B・B')の型紙長さを決めて
頂ければ、大体OKです。

Cの長さは、WとHが決まっていれば、計算で出せます。
計算の仕方は、懸垂曲線・双曲線関数を使います。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/双曲線関数

ややこしいので、自動で計算。ウチのサイトのこちら


※生地はバイアスで取るとヒダが綺麗に出やすいです。
水平直角のまま作ると、ヒダがパキポキと折れてしなやかなラインが出ません。




上のギャザー仕様でお話が終わってしまっては、マズイので・・・



こちらは、ヒダが外に折れていくスワッグ。


オープンスワッグ。


これらは私どもがお仕立てしたプロ仕様のスワッグバランスです。


ギャザーテープのファジーさも、使う生地・コーディネイトのテイストによっては、
アリかなとは思います。
どの仕様で、というのはコーディネイトに合わせたお好みで。




(今回の記事かなり検索キーワードを意識した企画なのは内緒)

カーテン屋、しかも希な縫製所のブログなのに、検索キーワード上位が
・韓国のカーテン
・ralpha 使い方
・円弧 計算
とか、ウチのサイト運営の「変さ」が良くわかります。 il||li○| ̄|_il||li