ちょっとしっかり書かないと誤解を招く内容ですので、こちらに書くことにします。
今回はキングストンバランス、それも繋ぎ目無し、が課題でした。
Facebookの個人ページでは
こんな製作中の写真を掲載していたわけですが・・・
これ縫製している人なら「あれ?なにミシンでなぞってるの?」
と思われたハズ。
実は分かり難いのですが、これ2枚重ね合わせていたのです。
この通り、袋縫いにしていました。
裾のカーブをすんなり綺麗に出す為に裏地付き・見返し状にしていた、というワケです。
実はこれポリエステルニット。
当日、持参を忘れてしまった型紙はこちらでした。
巾継ぎ無しということで横使い限定、バイアスに生地が取れずスワッグの角が立ってしまいます。
そこで実は以前から使ってみたかったニットを、と。
こんなコンテストを以前見て、ニットのドレープ性にホレボレしていたんです。
http://www.fdc138.com/jtc/history/history.html
もちろん丈の安定性が重視されるカーテンには不向きです。
我々カーテン縫製屋が扱う事は皆無。
でも上飾りですとか、適材適所がしっかりしていれば良い素材の1つだと思います。
今回選んだのはポリエステル100%のニット。
で、突然ですがこの話を読んで注意して頂きたいのは
「綿混のニットでは綺麗なスワッグのドレープが出ない」
ということです。
ニットならなんでもOKというワケではありません。
(よっぽど上質な物は良いです。ウールでしなやかな物など有りますがいわゆる高級品です)
織り・編み問わず、お手軽価格の生地でスワッグ、スムースなカーブを求めるなら長繊維必須です。
とはいえ、染めやプリントなど生地自体の色・デザインを求めるならポリ100%のニットは不向きかもしれません。綿の代わりにヴィスコース混の物などありますので、そちらをお勧めします。
但し、耐候堅牢度は・・・ひょっとすると2~3年でガッツリ色褪せるかもです。
そんな補足がしたくてこちらでの投稿でした。
スワッグのカーブは非常にしなやかで綺麗なカーブが出たと思います。(横使いなのに)
普段使わない素材のテストケースとしては上々だったかと。
ですが、しなやか過ぎてタイ部分の繋がりがイマイチでした。
折角の繋ぎ目無しなのに、これじゃ意味なしorz
その他写真は、こちらに掲載しております。
http://j-tapissier.com/
もちろん丈の安定性が重視されるカーテンには不向きです。
我々カーテン縫製屋が扱う事は皆無。
でも上飾りですとか、適材適所がしっかりしていれば良い素材の1つだと思います。
今回選んだのはポリエステル100%のニット。
で、突然ですがこの話を読んで注意して頂きたいのは
「綿混のニットでは綺麗なスワッグのドレープが出ない」
ということです。
ニットならなんでもOKというワケではありません。
(よっぽど上質な物は良いです。ウールでしなやかな物など有りますがいわゆる高級品です)
織り・編み問わず、お手軽価格の生地でスワッグ、スムースなカーブを求めるなら長繊維必須です。
とはいえ、染めやプリントなど生地自体の色・デザインを求めるならポリ100%のニットは不向きかもしれません。綿の代わりにヴィスコース混の物などありますので、そちらをお勧めします。
但し、耐候堅牢度は・・・ひょっとすると2~3年でガッツリ色褪せるかもです。
そんな補足がしたくてこちらでの投稿でした。
スワッグのカーブは非常にしなやかで綺麗なカーブが出たと思います。(横使いなのに)
普段使わない素材のテストケースとしては上々だったかと。
ですが、しなやか過ぎてタイ部分の繋がりがイマイチでした。
折角の繋ぎ目無しなのに、これじゃ意味なしorz
その他写真は、こちらに掲載しております。
http://j-tapissier.com/