形態安定加工の都合上、ヒダ間、ヒダ要尺全て揃えなければいけません。
(生地巾をカットしず、山の高さを変えて調節するやり方もあります。)
写真は、3巾使い。継ぎ目は2カ所。
右側の継ぎ目は、ヒダの右根元、左側の継ぎ目はヒダの左根元に。
生地巾100cm 仕上がりW/1280mm ヒダ数指定で12個。
柄有りだったので、真ん中の巾を生地巾いっぱい生かして
生地は、750 : 1000 : 973 mm でカット
ヒダ数 3 : 5 : 4 個
これで、ヒダ要尺1個あたり、107mm
柄無しなら中央の生地をカットで114mmまで増やせます。
884 : 920 : 1000 mm
4 : 4 : 4 個 (全て根元右側
とか、
1000 : 804 : 1000 mm
4 : 4 : 4 個 (根元左右
ちなみに写真の生地で巾継ぎの位置をヒダの根元、片側どちらか一方に揃えたら、
764 : 1000 : 680 mm
ヒダ数 4 : 5 : 3 個
とか?ヒダ要尺1個あたり、84mmだけ
これは勿体ないですよね。
(自動ヒダ取り機を使う場合、ヒダの片側しか見えないので、
これも工程上や仕上がりの安定感でアリとも言えます)
生地巾をなるべくめいいっぱい使うならヒダ数13個で
966 : 1000 : 966 mm
4 : 5 : 4 個 (根元左右
ヒダ数多めが良い?ヒダ自体の大きさ重視?
お好みによって色々ですので、何が良いのかは、こちらでは判断が出来ません。
柔軟に対応が出来るようにしています。
この仕様、なんて言えば良いんだろう・・・はぎ目隠し?継ぎ目隠し?
ウチは巾継ぎを「ジョイント」って言うし・・・
「JH」って略して書けるように、ジョイントハイドって言ったら、ウチの工場内で通じませんでしたorz