先日(5月の話なんですが・・・)大阪カーテン技術会の勉強会で、フラットカーテンの仕様について
アレコレと勉強、研修してきました。
フラットカーテンというと、なんてことないスタイルではあるのですが、基本に立ち返ることや、
発展させてボーダー付きスタイル、ルーフィットを使ったウェーブスタイルの縫製注意点などを
今回はテーマとして勉強をしてきました。
その中で、会員によるデモ作品といいますか、参考出展を事前に製作し会場に毎回飾ります。
今回は、当社にも要請がありましたので、フラットテープを使ったカーテンを2点試作しました。
最初はこちら。GWに泊まったお宿で見かけたこちらのカーテンを実際に製作。
裏側にタックを取っているので、厳密にはフラットカーテンではないのですが・・・
芯地がフラットなので、まぁ良いか。と。(スイマセンスイマセン
タック横に普通のアジャスターフックを「寝かせて」挿してあります。
寝かせて挿す理由は、上から見てもらえればわかりやすいかと。
これ前回も書きましたが、最初に作った方、本当に賢いと思います。
この仕様は。Aフック限定です。
2つめの作品は、どちらかというと失敗作。問題提起のような作品になってしまいました。
フラットをBフックで。さらにレース。
コシが無いので前にお辞儀をしてしまいます。
こうなってしまうので、レース手前フラットなら、BフックではなくAフックを選んで下さいね。
さすがに「Bフック仕様にしました」だけでは、勉強会用としてイマイチなので、127mmピッチの
バーチカルブラインド用のコードをフックに通しています。
100mmピッチやもっと短い物なら、もうちょっとお辞儀は押さえられたかも・・・
コードがピンっと張った状態で、本体のヒダが1.3倍程度出るように。
Aフックでは、コードが前に垂れてしまうので、Bなら良くない?と思ったのですが、
前面にせり出す量を増やすとその分お辞儀をするという、本当に試作で題材としては
良い実験作品になりました・・・多分。
(コードについては、1つ飛ばしで引っかけるやり方もあります。)
上のは偶然見かけたお宿のカーテン、下のは小嶋さんのブログに昔載っていたコード利用と、
まーーーったく、オリジナルではない、TTP(テッテーテキニパクル)作品でした。
スイマセンスイマセン