裾部分の垂れ方が合わさったお話です。
ひもをピンっと張った状態からヨコ方向に縮めていくと垂れていくのをイメージして下さい。
↑こちらは以前解説したバルーンシェードの裾の垂れ具合の解説
http://art-k510.blogspot.com/2011/05/4.html
今回問題にしたいのは、「タテ使い生地3巾以上でバルーンシェードを作る」場合。
横使いの生地では全く問題にならない、巾継、ジョイントという要素が絡んでくるからです。
昨日の記事では、リングテープ位置と巾継位置を揃えて縫い目をなるべく減らしたいという
都合は、理解して頂けたと思います。
それでは、バルーンシェード。それぞれの位置に裾の垂れ深さという要素を足してみると・・・
生地巾100cmをフルに使って2倍ヒダにしたバルーンの巾ごとの数字
垂れHは裾の垂れている部分の高さ(というか深さ)
垂れRは裾部分の総W
2倍ギャザー、メカ端から内側4cm位置にリングテープと仮定。(通常は8cm程度)
両端のリングテープ間生地有効巾は・・・100cm-(4cmx2倍)-(脇縫いシロ4cm)=88cm
※わかりやすいように、リングテープ~メカ両端の有効生地Wは無視した数字にしています
ザックリ大まかに理解して頂ければ、と。
各生地をフルに使い、生地巾位置で巾継した場合です。
両脇の1巾は、シェードの構造上や脇の三ツ巻縫いシロ分、有効生地Wが減ってしまいます。
短くなる分、中央の巾よりも裾の垂れが上がってしまう(浅くなる)んですね。
・裾頂点を水平に揃えるには、Wを短く。
・スワッグのWを均等にするには、裾頂点を浅く。
どちらかを短くする必要が出てくるワケです。
実際には、各生地巾をそのまま使って割りきれる製作Wということは滅多にないのですが、
(上記を防ぐために、予め中央の生地を両サイドの生地に合わせて巾落としをします)
製作Wに対して、倍率、有効生地巾ギリギリの巾数で見積もると、両端のスワッグだけ
垂れが浅くなってしまうので、要注意です。
http://art-k510.blogspot.com/2011/05/4.html
今回問題にしたいのは、「タテ使い生地3巾以上でバルーンシェードを作る」場合。
横使いの生地では全く問題にならない、巾継、ジョイントという要素が絡んでくるからです。
昨日の記事では、リングテープ位置と巾継位置を揃えて縫い目をなるべく減らしたいという
都合は、理解して頂けたと思います。
それでは、バルーンシェード。それぞれの位置に裾の垂れ深さという要素を足してみると・・・
生地巾100cmをフルに使って2倍ヒダにしたバルーンの巾ごとの数字
中央巾継のみ | → | 両端の巾部分 | ||
W揃える | Hを合わせる | |||
スワッグW | 50 | 50 | 26 | |
垂れH | 40 | 33 | 40 | |
垂れR | 100 | 88 | 88 |
垂れRは裾部分の総W
2倍ギャザー、メカ端から内側4cm位置にリングテープと仮定。(通常は8cm程度)
両端のリングテープ間生地有効巾は・・・100cm-(4cmx2倍)-(脇縫いシロ4cm)=88cm
※わかりやすいように、リングテープ~メカ両端の有効生地Wは無視した数字にしています
ザックリ大まかに理解して頂ければ、と。
各生地をフルに使い、生地巾位置で巾継した場合です。
両脇の1巾は、シェードの構造上や脇の三ツ巻縫いシロ分、有効生地Wが減ってしまいます。
短くなる分、中央の巾よりも裾の垂れが上がってしまう(浅くなる)んですね。
・裾頂点を水平に揃えるには、Wを短く。
・スワッグのWを均等にするには、裾頂点を浅く。
どちらかを短くする必要が出てくるワケです。
実際には、各生地巾をそのまま使って割りきれる製作Wということは滅多にないのですが、
(上記を防ぐために、予め中央の生地を両サイドの生地に合わせて巾落としをします)
製作Wに対して、倍率、有効生地巾ギリギリの巾数で見積もると、両端のスワッグだけ
垂れが浅くなってしまうので、要注意です。
柄合わせの必要のある生地の時は、まぁ・・・、その時考えます・・・・
今回の話題は、図で説明しないと分かりづらいでしょうか・・・
今回の話題は、図で説明しないと分かりづらいでしょうか・・・